「借景を楽しむ家」
  家を建てるにあたり、構造、性能、間取り、デザイン等重視すべき点、こだわりたい点など多々あると思います。
もちろん家自体のポテンシャルの高さや思い入れの強さは重要なポイントですが、一番変えられないのが実は立地です。
あらかじめ決まった土地がある場合、立地の良しあしを設計に組み入れ、プラス面をより生かしたり、マイナス面を上手に利用しプラスに転じたりするのも家づくりに携わるものの腕の見せ所です。
でももし、土地から探す家づくりなら、こんな立地で暮らすことも可能です。立地にこだわる家づくりは、山も海も田園地帯もあるいわき市なら自分の好みを反映できそうです。
今回は、目の前の雑木林の借景を半永久的に存分に楽しめる木の香りあふれる家です。
2階の窓からは溢れんばかりの緑が目に入ります。床は桧、柱、天井、枠材は杉など日本の木材と構造が好相性です。
外観は玄関前の軒を大きくとった当社らしい和のテイストのあるスタイル。駐車場は施工中。
やわらかな薄桃色が美しい桧の床。無節の桧というと高価なイメージですが、普段使いに使える価格です。
和室は縁なしですっきりと。天井はダーク系のクロスで。
天井裏をつくらず現しの2階廊下。
玄関脇に収納。上がり框は桧。
枠材はすべて杉の無垢板です。既製品より味わい深く。
家の雰囲気に合わせてキッチンも木目調のものをセレクト。こちらも見た目以上に安価に選べます。
上手にプライスダウンしつつ、家全体が木を生かしているので質感が違います。
洗面脱衣は建主さまのご希望で当社には珍しい花柄。風水的にもラッキーなようです。
玄関周りに深い軒が出ていると、安心感と高級感を与え、そして動線的にも雨に濡れず便利です。
大工さん作の郵便受け
建築データ
所在地 :いわき市
家族構成: 夫・妻・子供2人
延床面積 :115.32u(34.88坪) 1階:52.17u 2階:63.15u
竣工: 平成22年11月
設計: (有)江尻建築設計事務所
施工: (有)江尻建築
構造形式: 木造軸組在来工法
主な外部仕上: (屋根) 陶器瓦 (外壁) 防火サイディング16ミリ 
主な内部仕上: (天井) 杉羽目板、シナベニヤ (壁) クロス、モイス