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和風モダンの家をいわき市で建てるためには?知識やポイント
![和風モダンの家をいわき市で建てるためには?知識やポイント](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/07/DSC_0084-2048x1371-1-1920x1285.jpg)
和風モダンな家と聞くと瓦屋根で中庭に日本庭園があるような
昔ながらの日本家屋を想像する方も多いでしょう。
しかし、今回お話しする和風モダンな家は伝統と現代の融合によってつくられるハイセンスな住宅です。
日本の住宅デザインは長い歴史の中で培われた伝統的な要素と
現代のライフスタイルに合った機能性を持ち合わせています。
その中でも和風モダンと呼ばれるスタイルは、古き良き日本の美意識と
現代の洗練されたデザインを融合させた魅力的な住まいです。
今回の記事では、和風モダンの家についてご紹介できればと思います。
和風モダンの家の特徴について
和風モダンと言っても、どんなものがそれに適応するのか?
曖昧な方も多いかと思います。
ここからは和風モダンの特徴について解説していきます。
1:自然素材の活用
和風モダンの家では、木材や石材といった自然素材が多く用いられます。
無垢材のフローリングや梁や柱、漆喰を使った壁、和紙を使った障子や自然石を使った外壁など
自然の温かみと重厚感で、空間を演出してくれます。
自然素材は、経年変化を楽しむことができ、時が経つごとに飴色に変化したり深みを増します。
木造の家で自然素材を使うことは日本の土地や気候に合っていて
先人たちの知恵と工夫、こだわりが詰まっています。
![自然素材](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/02/020-1920x1278.jpg)
2:シンプルで機能的なデザイン
伝統的な和風建築の大きな特徴でもあるシンプルさは、
モダンなデザインとの相性も良いです。
直線的なラインやミニマルな装飾は、すっきりとした空間を生み出します。
そこに機能性を重視した設備や間取り、収納の工夫などをすることで
現代の生活や暮らしにも合った性能で和風モダンな家が実現できます。
![キッチン](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/10/D7H_8091-2048x1363-1-1920x1278.jpg)
そして、家具やインテリア、照明なども部屋に合わせて設置し、
和風モダンなテイストに合うように仕上げることで
さらに統一感が増した魅力的な空間をつくり出せます。
3:エクステリアとの調和
和風モダンの家に限らず、日本の住宅は昔から庭との調和を大切にしてきました。
庭の植栽の緑を取り込むための大きな窓や、縁側といった
屋外空間との繋がりを意識して設計しているのも特徴的です。
日本の美しい四季折々の自然の表情を感じられる庭があれば
外を眺めながら、心を落ち着かせ、ゆったりと過ごせる場所となるでしょう。
最近は、リビングの延長線上にウッドデッキを敷き、
天気が良い日には開放的に窓を開け、外との一体感を楽しみたいという方も多いです。
![縁側](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2022/07/9abbff5e3def1e457bdfde013e6718af-1920x1282.jpg)
和風モダンな家の施工事例をご紹介
ここからは、江尻建築が得意とする和風モダンの住宅を
過去の施工事例を見ながらチェックしていきましょう。
江尻建築らしい家づくりが垣間見れます。
【京都の町屋を思わせるような外観】
和風モダンの家にするためには、外観も欠かせません。
目隠しの格子はプライバシーの保護や防犯にも繋がりますし、
ほのかに光るおしゃれな照明が和風な佇まいを演出。
和風モダンの灯りには蝋燭のような柔らかさがある光を採用するのがおすすめです。
それによって、夜も素敵な表情を見せてくれます。
![外観](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/01/D7H_8079-1920x1278.jpg)
背の高い植樹とのバランスも良く、玄関までのアプローチには溝に石が詰め込まれ、
緩やかな曲線によって吸い込まれるように自然と玄関に足が向きます。
木や石、屋根の瓦によって日本らしい印象が再現されています。
![外観](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/01/D7H_8140-1920x1278.jpg)
モノトーンの外壁も和風モダンらしい選択です。
白や黒、グレーといったモノトーンの色は和モダンに取り入れやすく、最適な組み合わせです。
所々に見える木材の格子が京都の町屋のように美しさを引き立ててくれています。
現在、京都の町屋は、リノベーションして、現代の生活に合った住まいにするプロジェクトがあるなど
歴史ある建物の外観を活かしつつ、内部は最新の設備を取り入れることで
快適な住環境を再現しているようです。
日本人ならず、海外の方々からも人気がある和風でモダンな造りはいわき市でも実現できます。
【洗練された和風モダンな平屋】
直線的なラインやミニマルな装飾がまさに表現されたシンプルな室内。
無垢材で統一された内装やインテリア・家具、そして間接照明によって
とても居心地の良い雰囲気を演出してくれています。
![平屋](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/02/D7H_1155-1920x1278.jpg)
天井高な平屋は開放感抜群で、見た目以上に空間を広く、大きく見せてくれています。
奥には小上がりの畳の和室があり、客間としても利用いただけるスペースになっています。
どこにいても無垢材の香りを感じられて、とてもリラックスした気分で過ごせそうです。
![小上がり](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2022/12/D7H_1267-1920x1278.jpg)
小上がりの下には収納を増やし、シーズンものなどは収納し、室内をすっきりできるよう
施主様の要望も伺いつつ、施工いたしました。
小上がりの丁度良い高さが、腰掛けにもなり、高齢者の方がいらっしゃってもくつろげるスペースになっています。
![和モダン外観](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/01/D7H_1229-1920x1278.jpg)
平屋の外観も和風モダンを感じるよう縦格子とブラックの外壁でシックにまとめました。
玄関扉も開閉式ではなく、引き戸を採用することで和のテイストに。
広く取った駐車スペースは、お友達が親戚が集まっても安心して停められるぐらい余裕があります。
新築の和風モダン住宅は、伝統的な要素を取り入れつつ、
最新の建材や技術を活用した設計が可能です。
例えば、広いリビングと大開口の窓を組み合わせた開放感溢れる空間づくりや
太陽光発電システムなどを取り入れたエコ住宅など、現在は環境配慮への意識が高まっていることもあり、
様々な商品がバリエーション豊かに揃っていて、豊富なスタイルから選択が可能です。
![大開口窓](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2022/07/aa7780023d22474938e32e26c98d955c-1920x1282.jpg)
江尻建築も、古き良き日本の伝統を守りつつ、
日本の風土に合った住宅を提供するため、
無垢材や和紙、漆喰を最大限に活用した自然素材溢れる家づくりを推奨しております。
特に、今回のテーマのように和風モダンな家といえば、無垢材や漆喰などは欠かせない素材です。
そして、そこに暮らす家族が快適に過ごすために、デザイン性だけでなく、利便性や機能性も考慮し
一戸づつ、大切に設計・施工を行なってまいります。
江尻建築では、新築戸建て注文住宅から平屋、二世帯住宅まで、お客様のご要望に沿って
和風モダンな住宅ご提案をさせていただきます。
もちろん、リフォームやリノベーションのお問合せも承っておりますので
気になる方はお気軽にご相談ください。
![相談](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/07/26310176_s.jpg)
和風モダンな家を建てるポイント
ここからは、和風モダン住宅を建てるためのポイントについてお話ししていきたいと思います。
和風モダンの家を検討している方はぜひ、参考にしてみてください。
まず、第一にポイントとなるのが、設計者や施工業者との打ち合わせについてです。
実際に家を建てるとなると、自分の理想とするデザインや生活スタイルを
設計者にしっかりと伝える必要があります。
できれば具体的なイメージで伝えることが重要で、
和の雰囲気と現代の要素を組み合わせてバランスを取るためには、
細かなすり合わせがポイントになってきます。
![設計図](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2024/05/29560040_s.jpg)
ただし、建築の業界では専門用語などもあるため、
伝えたいことが伝わりにくいケースも少なくありません。
そのため、SNSなどで検索したり、画像を集めてイメージを伝えるのも一つの手段です。
また、設計事務所や工務店、大手ハウスメーカーなど、依頼する会社によって
推奨している設計や、取り扱う材料などに規制があったり、得意とする部分もそれぞれに違います。
そのため、理想とする家を建ててくれそうな会社を選択することも大きなポイントとなります。
会社選びを行うには、展示場やモデルルームに行って、実際に完成した住宅を見てみたり
問い合わせをして無料相談をしてもらうのも良いでしょう。
江尻建築ではモデルハウスの見学はもちろん、スタッフが一緒に回理ながら
住宅の構造や使用している建材に至るまで、その場で疑問・質問を問いかけながらご覧いただけます。
![モデルルーム](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2022/12/04442c3143f9ad50b7f2de10e145c037.jpg)
続いては、素材の選定です。
床には耐水性のある樹種の無垢フローリングを選んだり、
梁や柱には立派な針葉樹を選ぶなど、それぞれ適材適所に素材を選ぶことで
失敗のない家づくりができます。
また、自然素材を選ぶ際には、その特性やメンテナンスについても十分に理解しておく必要があります。
特に無垢材は、経年変化を楽しむものでもありますが、キレイに維持するためには
定期的なメンテナンスなどが必要なこともございます。
事前に使用する素材のお手入れなどの方法も確認しておくのがおすすめです。
![床材](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/02/25183965_s.jpg)
最後は、外観、エクステリアとの一体感についてです。
和風モダン住宅は施工事例でも紹介したように、外観とのバランスも重要です。
お庭や玄関アプローチ、土間、駐車場などのエクステリアと建物、室内をつなげるデザインは
和風モダン住宅の大きな魅力でもあります。
四季の移ろいを楽しめるガーデンを設けたり、リビングから見た景色をデザインしたり
建物外のデザインにもこだわることで、和風モダンの一体感が増し、情緒ある演出ができるようになります。
日本人は昔から季節を庭園から感じる風習があります。
日常生活の中に豊かな自然の彩りを取り入れることで、日々の癒しや心のゆとりにも繋がることでしょう。
![室内から見た庭園](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2024/05/22403406_s.jpg)
江尻建築では今までも多くのお客様と話し合いを重ね、
施主様の理想の住宅になるよう、小さな事柄にも耳を傾けてきました。
お客様自身が気付かなかったことも、普段の世間話から生活スタイルを想定し、
生活しやすい環境づくりをご提案してきました。
江尻建築の施工事例を見たいという方はこちら➡️【今までの施工事例を見る】
私たち江尻建築は、自然素材を活かし、自由な発想で快適な住環境を設計します。
いわき市で和風モダン住宅を建てたいという方はいつでもお気軽にご相談ください。
和風モダン住宅についてまとめ
和風モダンな家は、伝統と現代の良いところを組み合わせた住まいです。
自然素材の心地よい空間と、機能的なデザインや設備を両立させることで
長く愛される住まいを実現できます。
和風の家は昔から根強い人気があります。
それは、自然素材が織り成す居心地の良さや快適さ、和がもたらす情緒や佇まいによるものだと思います。
そしてインバウンドの拡大から、日本ブームが到来し、
世界から見ても日本の文化の素晴らしさを改めて知る機会が増え、和風建築の需要も伸びてきています。
さらには、世界的な環境問題の背景から、エコやサスティナブルといった考え方が広がり
日本建築はその原点とも言えるほど、理にかなった造りや工法をしているため、
今後も見直され、採用される機会が増えていくことでしょう。
![施工事例](https://ejiken.com/ejiken_cms/wp-content/uploads/2023/01/D7H_8014-1920x1278.jpg)
江尻建築では天然素材として地元産の無垢材を使用し、地域貢献をしたり、
和紙や漆喰を使って日本の高温多湿な空気を天然素材の効果で調整するなど
エコでサスティナブルな一面も持っています。
もし、いわき市で和風モダンの家をご検討されている方がいらっしゃいましたら
お気軽に江尻建築へご相談ください。