住宅の玄関は、住まいの「顔」とも言える重要な空間です。
現在は様々なスタイルで玄関がつくられており、住む人たちの快適性や利便性、
それぞれの生活スタイルに合ったものを選択することで
有意義な玄関を設置することができるでしょう。
そこで今回は、この玄関について機能性やデザイン性、防犯性のポイントも含め
ご紹介していきたいと思います。

玄関の第一印象を決めるデザイン

玄関は訪れる人が、最初に目にする場所です。
家全体の雰囲気を反映させ、デザインにこだわることで
訪問者の方に、良い印象を与えることができるでしょう。

木材や石材など、自然素材を使うと、温かみのある雰囲気を演出することができますが
玄関のデザインといっても、様々な種類やタイプがあります。
ここからは玄関の外観において、いくつかの代表的なデザインをご紹介いたします。

■モダンデザイン

直線的なラインとシンプルなカラーを特徴とし、ミニマリストな美学を追求します。
そのため、生活感を感じさせないように玄関ドア部分を隠し、
モダンな印象を与えるために、格子などがあると、モダンなデザインになりやすいです。

江尻建築は、モダンなデザインを得意とし、今までも多くのこだわりを追求し、施工をしてまいりました。
おしゃれな外観と、機能性に優れた玄関をぜひ、過去の建築事例を参考にご覧ください。

■和風デザイン

自然素材や伝統的な要素を取り入れたデザインが多く、
木材や石材を多用し、落ち着いた雰囲気を演出します。
和風庭園など、自然光や植物の風合いを活かし、お庭との組み合わせを考えるとより一層魅力的で、
玄関だけでなく、アプローチまでデザインすると一体感のある正面玄関になります。

■ナチュラルデザイン

温かみのあるデザインで、柔らかさを感じるような色合いを選択することで
ナチュラルな雰囲気を演出できます。
植樹やプランターなどを配置してガーデニングと合わせて楽しむと
よりナチュラルな雰囲気を演出できることでしょう。

モダンとは違って、明るさのあるベージュやホワイトを採用すると良いでしょう。

■シンプルデザイン

白を基調としたモノトーンな雰囲気で洗練されたデザイン。
不要なものは一掃し、シンプルな美しさを求めることで、際立った玄関を演出できます。
ただし、シンプル過ぎるのもという方には、
ドアの素材や軒天、門柱のデザインにも目をむけると
シンプルな中にも温かみを出したり、逆に研ぎ澄ませることも可能です。

他にも、金属やコンクリートを使った都会的でクールな印象を与えるインダストリアルデザインや
北欧やカントリー、ヴィンテージといった雰囲気がお好みの方は
そういった要素を取り入れることで、自分たち好みの玄関デザインが実現します。

江尻建築は天然素材を活かした家づくりを推奨し、
住む人が快適で生活しやすく、環境配慮も考えた住宅をご提案しております。
玄関のデザインにも、自然素材を活かすことができるので
いわき市で、新築住宅やリフォームをご検討のお客様がいらっしゃいましたら
いつでもお気軽に江尻建築へご相談ください。

玄関の間取りについて

続いては、玄関の間取りについてお話しいたします。
先ほどは外観のイメージなどを紹介いたしましたが、
玄関前のポーチや、玄関ドアを開けた際に目にする土間もデザインは大切です。

外観同様に、いくつかのデザインに合わせてインテリアを決めることはもちろんですが
デザインだけでなく、間取りについても注力する必要があります。
例えば、「玄関の土間スペースを何畳設けるのか？」「廊下があるのかないのか？」
「敷台や上がり框を付けるのか？」など玄関スペースについても確認が必要です。
ここからは、江尻建築の施工事例もふまえて解説いたします。

上記写真のように、玄関に入ってすぐにリビングに続くスタイルは出入りがしやすいメリットがあります。
また、土間スペースに敷台を設けて、お子様でも靴の着脱がしやすいように工夫したり
すぐ隣に物置スペースがあることで、どちらからも住宅へ入ることができます。

次の事例は、玄関に入って扉を開けると、目の前にはキッチンが見える造り。
キッチン前にはカウンター席も用意していて、まるで小料理屋にでも来たかのような錯覚に陥ります。

手前には、腰掛け用の椅子を配置し、「ちょっと座って話でもしていけば？」なんて声が聞こえてきそうです。

右側の暖簾の先には収納スペースが設置されているので
靴や外で使う道具なんかも収納しておくことができます。

次の事例は、介護を考え、手すりやベンチを設置した事例になります。
広めにとった土間に踏み台やベンチ、手すりがあることで
高齢者の方でも安心安全に利用することができます。

江尻建築では、玄関スペースの内装部材、上がり框や巾木、敷台や手すり、建具など
空間に合わせて造作し、設置いたします。
天然木を使い、造作した内装部材は、手触りも良く、無垢特有の香りや特性を活かすことができます。
ぜひ、自然素材を活かした暮らしをお求めの方は、江尻建築へご相談ください。

玄関スペースの機能性を高める

玄関スペースは、広さや仕様、収納箇所など、住む人によって要望は異なります。
雨の日の外出から帰宅した際に、傘や靴、レインコートなどを掛けておくところがあると便利ですし、
最近は、ウォールインクローゼットを設ける方も多いです。

ウォークインクローゼットがあると、靴を収納できるだけでなく
お子様の遊び道具や、広さによっては自転車などを収納することも可能になります。
いわき市は海が近いことでサーフィンなどのアウトドアも人気で
サーフボードを収納できるように高さのある収納を設けた事例も過去にございます。

玄関スペースをスッキリとさせることができれば
常にキレイな状態を保ちやすくなり、整理整頓が行き届きます。
また、土間部分を広く取ることで、天候に関係なく、何かの作業ができたり、
土間で趣味の園芸や畑仕事、釣りやアウトドアの道具のメンテナンスを行うことも可能になりますので
そういった趣味をお持ちの方は、土間を広くとるのがおすすめです。

他にも玄関の機能性を高めるために、外出から帰ってきてすぐに手洗いができるスペースを設けたり
土間部分の素材を汚れにくいものや、汚れが目立たないものにすることもおすすめです。
そして、ウォークインクローゼットからそのままキッチンやお風呂場に続くような動線にすることで
利便性のある玄関になります。

江尻建築は、そこに暮らす人の状況や背景、要望を伺い、
家族全員が使いやすい玄関スペースを確保いたします。
新築戸建住宅はもちろん、中古物件のリフォーム・リノベーションなどもご相談いただけます。

もし、江尻建築の住宅に興味が湧きましたら
今までの建築実例をご覧になり、参考にしてみてください。
無垢材をふんだんに使用し、漆喰や和紙などの自然素材を活かして
居心地の良い家づくりを提供しております。
また、ご希望の方には、展示場の見学や、オンライン相談会を実施することも可能ですので
お気軽にお問合せください。

玄関の防犯対策について

玄関は、防犯の観点からも重要な場所です。
頑丈な鍵や防犯カメラの設置、不審者を防ぐための工夫などを検討しましょう。
セキュリティーを高めることで、毎日を安心して過ごすことができます。

玄関の防犯対策として、ドアをセキュリティー性の高いものにすること。
近年はスマートキー化が進み、キーレスで開閉ができるドアや
インターホンと防犯カメラが連動しているものなど、メーカーや商品によって豊富なラインナップがあります。

また、玄関ドアだけでなく、アプローチや外構の塀においても防犯対策は必要で、
玄関にセンサーライトを付けることで人感センサーによって照明が灯り、
侵入者の抑制にもなりますし、自分たちが帰宅した際にも足元や手元を照らし
鍵を開けたり、出入りがしやすくなります。
このように、照明にも目を向けると、防犯性が高まります。

同時に、玄関アプローチや外構に植木を設けると
植物の葉がなびく音、毎日丁寧に管理されているという背景から
侵入者に対して抑止効果が働きます。

江尻建築では、住む人が安心して生活ができるよう、万全の対策を講じます。
また、アフターフォローも充実しており、ドアの交換や、防犯対策の強化も含め
追加工事も承っております。

家の玄関についてまとめ

玄関は家の第一印象を左右する重要な場所です。
デザイン性と機能性、そして防犯性を高めることで、訪れる人に好印象を与え
住む人にとっても快適な空間をつくり出します。
今までご紹介してきた内容を元に、ぜひ、今後の玄関づくりの参考にしていただければ幸いです。

江尻建築では、新築戸建て住宅から、中古物件のリフォーム・リノベーションまで
お家のことなら何でもご相談いただけます。
お客様との時間を大切にし、打ち合わせを重ねることで不安や心配を解消いただけるよう努め
納得のいく家を建てられるよう日々、精進しております。
皆様にとって、これからもずっと快適な暮らしができるよう、お手伝いさせていただきます。

もし、いわき市で住宅の建設やリフォームをご検討されている方がいらっしゃいましたら
お気軽に江尻建築へご相談ください。