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2024.02.27

土間をおしゃれに活用した家をご紹介

土間をおしゃれに活用した家をご紹介

数年前から、土間の人気が出てきているのは皆さんもご存知の通りかと思います。
今回は、この土間についての紹介と、おしゃれな事例を含めてお話ししていきたいと思います。

土間

土間の特徴と魅力について

土間は日本の伝統的な住宅において重要な場所であり、その歴史や文化を感じさせる要素もあります。
古くから日本の家屋では、土間がありました。
床板を敷かず、地面のまま、もしくは漆喰を固めた三和土という床の空間であることが多く、
主に玄関と並列して設けられ、土足のまま屋外との出入りができる場所でした。
台所や作業場、畑で採れた野菜など、土汚れがつくものでもそのまま保管できる場所として活用されていました。

日本家屋 土間

土間は本来、自然素材である土や石、木や竹などを使ってつくられており、
昔の日本の情緒を感じさせてくれる場所です。
そして、その土間が、現在では私たちの生活スタイルに合わせて変化を遂げ、
おしゃれに活用されるようになりました。

土間

土間を広く設けることによって、靴の着脱やモノの搬入などがしやすく、
一つの空間として活用できるのが特徴です。
今では主流になりつつある、ウォークインクローゼットなどの収納も併設することで
外から帰ってきてそのまま収納ができたり、普段は使用しないものなども保管することができます。

冬用ブーツや子供の三輪車、アウトドアグッズなど、ご家庭によって収納・保管するものは違います。
それぞれのご家庭に合わせて、土間の広さや活用法を考えて設置することで
生活のしやすさや暮らしやすさ、快適性にもつながってきます。

土間のおしゃれな演出方法

インテリアの観点から、土間をおしゃれに演出するにはどんなことができるでしょうか。
先ほどお話したように、土間は本来自然素材でつくられることから、自然素材との相性は抜群です!
天然木の無垢材や、漆喰や和紙など、江尻建築が得意とする自然素材との組み合わせは
互いに調湿効果を高めてくれたりと相乗効果も期待できます。

ここからは江尻建築が手掛けた土間の施工事例をご紹介していきたいと思います。
ぜひ、土間をご検討中の方は参考にしてみてください。

土間

和の雰囲気を全面に出し、まるで旅館にでも訪れたかのような土間玄関。
シンプルな中にもそれぞれの自然素材が味わいを出し、表情豊かになっているのがわかります。

土間

続いてはこちらの土間。
お子様が靴を履きやすいように、上がり框を低く設定しています。
また、趣味の熱帯魚の水槽がお出迎えしてくれるのも、何とも粋な演出です。
奥へ続く収納スペースには、目隠しのための暖簾を掛けていますが、こちらの暖簾も季節によって変えたり
色や柄のテイストを変えるだけで、また違った雰囲気を演出できそうです。

土間

こちらの土間スペースはかなり広めに確保。
趣味のアウトドア用品をそのまま持ち込み、メンテナンスなども行えるようにしています。
雨に濡れた場合でも土間なら安心して持ち込むことができますね。
最近はキャンプなどのアウトドアをされる方も多く、テントなどのキャンプ用品や釣竿など
おしゃれに展示しながら楽しむ方もいらっしゃいます。
室内に土間空間を設けることで天候に左右されずに趣味を楽しむことも可能となります。

すぐにリビングへ出入りできるのも嬉しいですし、お互い別々のことをしていても存在を感じられる空間は
家族との良い距離感も保てそうです。
リビングの窓から差し込む光が全体を照らし、開放感あふれた土間は何だか憧れますよね。

土間

天井高の土間は、ご主人の趣味でもあるサーフィンのサーフボードが難なく収納できちゃう優れもの。
こちらの住宅は平屋になるので、これだけの高さを確保できます。
天井が高いと開放感も増し、とても広く感じますね。

いわきは沿岸ということもあり、サーフィンを趣味にされる方も多いです。
江尻建築で今まで手掛けたご自宅でも多くのサーフボードを目にしてきました。
しかし、収納に困っているご家族も多く、その都度、ロングからショートまで
複数枚収納できるような収納スペースを土間に併設したケースも少なくありません。

土間は昔から日本で馴染みのある空間で、理に適った造りをしています。
昔と今では使い方も異なりますが、現代の生活様式にも役立つスペースとして人気が高まったのでしょう。
江尻建築でも今まで多くの土間を施工してきました。
新築はもちろんですが、リフォームやリノベーションにて土間空間を設けた方もいらっしゃいます。
住宅に土間を設けたいとお考えの方はいつでもお気軽に江尻建築へご相談ください。

土間の素材やメンテナンスについて

土間を設ける際に、まず考えるのは土間に使用する素材です。
主な素材はモルタル・タイル・コンクリート・天然石などが一般的です。
いづれも硬くて丈夫で、土足で歩く床材としては適しています。

モルタルはシンプルで洗練された空間にマッチします。
色や柄は少なく、いわゆるモルタル色のグレーが一般的です。
一方のタイルはカラーや風合いなどのバリエーションが豊富で、
インテリアや内装に合わせて選択できる楽しさがあります。
コンクリートはモルタル同様、色合いはグレーで頑丈とされています。

土間 玄関

天然石は小粒から大粒まで様々な種類があり、豪華なイメージを持ちます。
石の割合や混合の配合によっても異なった風合いを演出でき、自然素材との調和もとれます。
石を使う場合は、洗い出し仕上げが多く、石の形や一つひとつ違った表情を楽しめます。

洗い出し仕上げ

それぞれの素材によって特徴や見た目は異なります。
ご自宅やお好みのもので土間を作ることで、より一層、土間に愛着が湧くのではないでしょうか。

また、土間はメンテナンス性にも優れているため、管理維持がしやすいです。
基本的には、はき掃除をメインとし、箒などを使って表面に落ちているゴミや砂などを払います。
土足で使用するため、外から持ち込まれた土や砂利が溜まりやすいので
こまめにお掃除するのが良いでしょう。

土間掃除

基本的に、土間は簡単な水洗いも可能です。
はき掃除だけでは落とせない汚れなどは水洗いで対処しましょう。
普段から掃除のしやすさやお手入れの手軽さなどは土間の床材選びの重要なポイントでもあります。
外部から持ち込まれる砂埃や泥、水滴などは目に付くこともあるので
目立ちにくい色(灰色や黒、茶色など)を選ぶのもおすすめです。

土間のおしゃれな活用法のまとめ

いかがでしたでしょうか。
土間のおしゃれな活用法についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
現在の住宅事情を考えると、土間があることで自宅での楽しみ方や活用方法が増え、
とても便利な空間となり、重宝されることでしょう。

土間の面積などは、各ご家庭で理想とするものがあると思いますし、
設けられる範囲も敷地や設計によって異なります。
理想とする土間があるのであれば、事前に設計者や建築会社に相談しましょう。

設計 相談

いわき市で土間のある暮らし、土間のあるお家をご希望の方はぜひ一度、江尻建築へご相談ください。
江尻建築は自然素材をふんだんに使用し、居心地の良い空間づくりで
長く愛される住宅をご提案しております。
お客様のご要望を伺いつつ、お客様の生活や習慣に合った家づくりを一緒に叶えていきます。
今回ご紹介した施工事例の他にも、もっと施工事例をご覧になりたい方は
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実際にモデルルームなどを内覧したいという方もお気軽にお問合せください。
その他、リフォームやリノベーションに関するご相談も承っております。
親身に寄り添って、皆さんのお家を素敵に仕上げます。